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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻5号

1977年05月発行

症例

先天性前部尿道弁の1例

著者: 山田哲夫1 福岡洋1 田口裕功1

所属機関: 1国立相模原病院泌尿器科

ページ範囲:P.443 - P.446

文献概要

緒言
 先天性前部尿道弁は前部尿道壁から弁状粘膜が突出し尿路の通過障害をきたす疾患である。従来本邦では比較的多い疾患とみなされていたが実際の報告例は決して多くない。そのため今日でも診断とくに尿道憩室や狭窄との鑑別に問題が多い。腎機能に悪影響を及ぼすこともあるので下部尿路通過障害の原因究明には常に本症も念頭におくべきである.最近われわれは典型的な前部尿道弁の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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