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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻6号

1977年06月発行

文献概要

原著

正常腎実質の計測と巨大腎杯症のX線診断

著者: 多田信平1 南條光夫1 木野雅夫1 原田潤太1 兼平千裕1 関谷透1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学放射線科

ページ範囲:P.513 - P.519

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 巨大腎杯症は恐らくは先天性の原因による腎乳頭の形成不全の結果生ずる腎杯の拡張症をいう。本症はPuigvertにより1963年に初めて記載され14),Talnerらはその後,自験15例についてその尿路造影,血管造影所見を詳細に報告している15)
 本邦ではまだ同様の報告をみないが,われわれは最近本症に典型的と考えられる3症例を経験したので,比較検討のため行なつた血管造影における正常腎実質の計測の結果とを併せて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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