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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻6号

1977年06月発行

症例

腎盂に発生した顆粒細胞性筋芽細胞腫(Granular Cell Myoblastoma)の1例

著者: 志賀弘司1

所属機関: 1新潟労災病院泌尿器科

ページ範囲:P.527 - P.530

文献概要

緒言
 いわゆる顆粒細胞性筋芽細胞腫(granular cell myoblastoma)はmyoblastic myomaとして1926年Abrikossoff1)によりはじめて命名,分類され今日まで欧米では500例以上,本邦では1933年安川2)の新生児口腔内発生を第1例として70例以上の報告があり,身体のあらゆる部位に発生をみるが泌尿生殖器系にはきわめて稀で,とくに腎盂発生については未だその記載に接していない症例を最近経験したので報告し,本腫瘍について若干の考察を加える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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