icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻7号

1977年07月発行

文献概要

原著

水腎症形成手術の遠隔成績

著者: 佐藤昭太郎1 外川八洲雄1 坂田安之輔1 平岩三雄1

所属機関: 1新潟大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.601 - P.606

文献購入ページに移動
はじめに
 水腎症とは尿路通過障害に起因する共通の腎病変であるから,治療に先立つて原因疾患の検索がなされねばならない。さらに,腎臓から尿道までの尿路全体に亘つて観察し,腎盂尿管移行部とそれ以下のレベルでの尿流障害とを鑑別する必要がある。水腎症はできるだけ腎を保存することが望ましく,前者に原因がある場合には,広く腎盂形成術が行なわれてきた。
 新潟大学泌尿器科でも,腎盂尿管移行部に原因のある水腎症に形成手術を行ない,先年その遠隔成績を報告した1)。その後にも同様の症例を経験し,その追跡調査をまとめたので,前回の成績と合わせ検討してみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら