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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻7号

1977年07月発行

症例

先天性腎内性動静脈瘻の1例

著者: 小林克己1 小磯謙吉1

所属機関: 1東京大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.623 - P.626

文献概要

緒言
 腎動静脈瘻は1923年Varela1)によつて最初に報告された疾患である。本症の頻度はかなり低いといわれていたが近年血管撮影法,特に腎動脈撮影法の進歩と共に報告例が増加し,最近では200例以上に及ぶといおれている2)。われわれは高度の血尿を呈したCirsoid型の先天性腎内性動静脈瘻と思われる1症例を経験したので若干の文献的考察を行ないつつ,その臨床所見と経過を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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