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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻8号

1977年08月発行

手術手技

膀胱全摘除術後の尿路変更—回腸導管造設術

著者: 田崎寛1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.687 - P.690

文献概要

はじめに
 回腸導管造設術はこの数年わが国においても非常に広く行なわれる手術となつた。術式も多くのvariationが報告されるようになつたが,腸の蠕動運動による陰圧で尿を体外に導くことと,代謝性acidosisを予防するという2つの原理に変わりはない。したがつてこの基本的な原理に反しないような方法ならどうやつてもいいともいえるが,やはり手術としては複雑な部類に入るので全経過を通して数々の重要なポイントがある。そこでそのいくつかを挙げ,簡単に解説することにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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