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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻8号

1977年08月発行

文献概要

手術手技

膀胱全摘除術後の尿路変更—Tubeless ureterostomy

著者: 大川順正1 大谷雄一1 新家俊明1

所属機関: 1和歌山県立医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.691 - P.695

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 膀胱全摘除術後の尿路変更法には従来より多くの術式が記載されてはいるが,いずれの方法にもそれぞれ長所と短所とがあり,いまだに理想的なものはない。著者の教室でも他機関と同様,腸管を用いる尿路変更法として主として回腸導管法を好んで施行してはいるが,時にはその大きな手術侵襲のため,あるいは既往の腹腔内手術などのために本手術を躊躇せざるを得ないような症例に遭遇することもある。
 著者は,腸管を用いない尿路変更法としていくらかの症例にtubeless ureterostomyを施行し,ほぼ満足すべき成績を得ているので,ここにその詳細について記載する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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