文献詳細
症例
後腹膜悪性線維性組織球腫(Myxoid Variant)の1例
著者: 森下直由1 高野真彦1 森勝彦1 岸川正大2 母里正敏2 西森一正2
所属機関: 1国立嬉野病院泌尿器科 2長崎大学医学部原研病理
ページ範囲:P.829 - P.833
文献概要
1976年Weiss&Enzinger1)は悪性線維性組織球腫(malignant fibrous histiocytoma,以下MFHと略記することあり)のうちmyxoid componentの多いものをmyxoid variantとして分離することを提唱した。われわれは後腹膜に原発したMFHのmyxoid variantの1例を経験したので報告する。
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