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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科32巻10号

1978年10月発行

症例

肉眼的血尿を主訴としたIgA腎炎の1例

著者: 北村唯一1 小磯謙吉1 上野精1

所属機関: 1東京大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.945 - P.947

文献概要

緒言
 IgA腎炎は1968年Berger1)によつて,nephro-pathy with mesangial IgA-IgG depositsと題して,初めて報告された慢性に経過する糸球体腎炎の1型であり,しばしば反復性肉眼的血尿がみられる腎炎である。そのため,いわゆる肉眼的血尿を主訴として泌尿器科を訪れる患者の中にIgA腎炎患者が含まれている可能性がある。最近,われわれは肉眼的血尿を主訴として来院した33歳男子のIgA腎炎の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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