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手術手技
尿道下裂の手術—Barnes法
著者: 岡本重禮1
所属機関: 1聖路加国際病院泌尿器科
ページ範囲:P.133 - P.136
文献購入ページに移動尿道下裂の形成術は既に前世紀半ばに創始されているが,今日なお決定的な手術法は皆無といつてよく,泌尿器科領域では古くしてかつ新しいテーマとなつている。その故に文献上極めて多数の手術法が紹介されていることは周知の事実である。
1958年Creevy1)は手術法の歴史的考察を行なつているが,記載された方法の多くが既に古典的手術法に変化しつつある。本邦では1970年生駒2)が内外文献を整理し手術手技に志向した分類を試みているが手術の選択に当つて寄与するところが多い。
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