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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科32巻3号

1978年03月発行

文献抄録

逆流防止術としての尿管前進法

ページ範囲:P.224 - P.224

文献概要

 逆流防止術として初めてWilliams,Scott,Turner(1961)らにより尿管前進法が試みられ,その後Hutch(1963)によりこの変法が考按発表されたが,これらの手術法の成績についてはあまり報告されていない。著者らは1966年以降10年間にRoyal Anderson ChildrenHospitalにて91名の小児に尿管前進法84尿管,トンネル法(Politano-Leadbeter)59尿管に施行し,主として尿管前進法の適応とその結果について報告している。
 尿管前進法の適応としては尿管口は哆開していても逆流尿管の拡張が軽微なことが必要で,尿管拡張が著明なものはトンネル法を行なつた。 

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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