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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科32巻4号

1978年04月発行

文献概要

手術手技

後部尿道狭窄の手術—Pull through法

著者: 高羽津1 竹内正文1

所属機関: 1愛媛大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.327 - P.330

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 後部尿道狭窄に対しては術前そのUCGにより狭窄の長さを知ることはできるが,尿道周囲の瘢痕組織の様相は手術時の観察にまたねばならないことが多く,その術式の選択も端々吻合法,pull-through法などのone stage operationとJohanson法のtwo stage operationのいずれを選ぶべきかは術中に的確に判断を下すべきであり,Johanson法も陰嚢皮膚を十分に活用してscrotal funnelを形成して後部尿道に引き込む工夫により後部尿道狭窄に応用可能であり,必ずしも一つの術式とくにone stage operationにこだわり功をあせらないことが大切であると考えている。
 ここには私たちの行なつているpull through法の実際を述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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