文献詳細
手術手技
文献概要
後部尿道狭窄に対しては術前そのUCGにより狭窄の長さを知ることはできるが,尿道周囲の瘢痕組織の様相は手術時の観察にまたねばならないことが多く,その術式の選択も端々吻合法,pull-through法などのone stage operationとJohanson法のtwo stage operationのいずれを選ぶべきかは術中に的確に判断を下すべきであり,Johanson法も陰嚢皮膚を十分に活用してscrotal funnelを形成して後部尿道に引き込む工夫により後部尿道狭窄に応用可能であり,必ずしも一つの術式とくにone stage operationにこだわり功をあせらないことが大切であると考えている。
ここには私たちの行なつているpull through法の実際を述べてみたい。
ここには私たちの行なつているpull through法の実際を述べてみたい。
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