文献詳細
症例
免疫グロブリン異常を合併した嚢胞腎の1例
著者: 今川章夫1 滝川浩1 中島幹夫2
所属機関: 1高松赤十字病院泌尿器科 2国立善通寺病院泌尿器科
ページ範囲:P.577 - P.579
文献概要
近年,immune plateによる免疫拡散法による免疫グロブリンの定量が可能になり,われわれも入院患者には全例,外来患者は必要に応じて検査しているが,このデーターを十分に解析し臨床に活かせているわけではない。たまたま長期血液透析をうけている嚢胞腎の1例が,IgAおよびIgMの血清濃度が低値を示したので報告する。
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