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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻1号

1979年01月発行

文献概要

講座

臨床医のためのコンピュータ入門(1)—どこへ行けばコンピュータが使えるか

著者: 開原成允1

所属機関: 1東京大学医学部付属病院情報処理部

ページ範囲:P.29 - P.33

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 コンピュータは1つの道具である。したがつて利用者である臨床医にとつてコンピュータを知ることとはその利用方法を知ることであつて,コンピュータそのものについては深く知る必要はない。これは,たとえば心電図について医師の知るべきことはその判読法であつて,心電計の回路について詳細に知る必要がないのと同様である。
 しかし,まだ一般にはコンピュータの解説というと,どういうわけか2進法の解説からはじまるものも多い。現在ではコンピュータを専門にする人を除いては,コンピュータのメカニズムを知るよりは,それを利用することの利点と限界をよく理解することの方がはるかに重要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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