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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻1号

1979年01月発行

シンポジウム 血管カテーテル法による診断と治療・1

腎および上部尿路腫瘍に対する動脈造影の限界—拡大撮影法について

著者: 杉浦弌1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.64 - P.66

文献概要

緒言
 X線装置の目ざましい発展や血管カテーテル法の進歩に伴い腎および尿路腫瘍の診断は比較的容易になつたが,いまだ確定診断を下せない症例に遭遇することが珍しくない。ことに腎癌か腎嚢胞かを血管カテーテル法による動脈造影像から鑑別するにはある程度限界があるように思われる。最近,このような症例を経験したので,これらの症例を報告するとともに腎腫瘍に対する動脈造影の限界とその対応策について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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