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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻11号

1979年11月発行

Urological Letter

インポテンツ患者へのS-Fペニル・インプラントの使用経験/膀胱の多発性乳頭状癌のMutamycinによる治療

ページ範囲:P.1059 - P.1059

文献概要

 Surgitek Flexirod penile implantの使用経験を述べよう。S-F penile implant (以下SFPIと略す)はMedical Engineering Corporation;3037 Mt.PleasantStreet,Racine,Wisconsin 53403の製品である。
 筆者らはSmall-Carrion型のものより本製品の方を愛用している。本製品はSmall-Carrion型よりも実際に大きい。しかし,尾部は関節状になつているので,使わない時は腹壁に押しつけて置くことができる。本装置の埋め込みの基準は厳密である。医学的,内分泌学的および精神科的検査を経た上で適応症が決定される。筆者らはDr.Victor Politanoの意見に賛成で,精神的インポの患者には行なわない。初期には糖尿病性インポテンツの患者達に行なつた。1例では,インポテンツの理由が不明だつたが,明らかに精神的なものではなかつたので,埋め込みを実施した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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