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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻11号

1979年11月発行

シンポジウム 泌尿器科領域における動脈閉塞法

日本における動脈塞栓術の現況と臨床成績

著者: 町田豊平1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.1081 - P.1082

文献概要

はじめに
 直接,臓器の支配動脈内にカテーテルを挿入し,塞栓物質を注入して動脈を閉塞しようとする,いわゆる経皮的動脈塞栓術(transcatheter arterialembolization)は,ここ10数年の間に,放射線科領域での血管撮影手技の発達と共に急速に発展してきた治療法である。
 このtranscatheter embolizationによる治療の歴史は,1960年脳外科領域でLuessenhopにより脳動静脈奇形の治療に応用された報告が最初で,その後,脊髄血管腫,脳腫瘍また消化管出血に対する止血療法としての報告がみられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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