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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻11号

1979年11月発行

シンポジウム 泌尿器科領域における動脈閉塞法

腎癌および膀胱癌に対するTranscatheter Embolization

著者: 中野博1

所属機関: 1広島大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.1091 - P.1093

文献概要

序言
 治療を目的としたいわゆるtranscatheter embo-lization (以下閉塞術と称す)は1970年Wholeyら1)により初めて臨床的に応用された。以来今日に至るまで多くの報告があるが,最も多く適用された疾病は腎癌であろう。これは腎が解剖学的にこの治療法に最も適した臓器だからである。膀胱癌に対する閉塞術の報告は少なく,大半は止血が目的である2,3)
 われわれは腎癌および膀胱癌に対し閉塞術を施行し,その治療効果ならびに免疫学的背景を検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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