icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻12号

1979年12月発行

文献抄録

腎盂癌の予後に関する検討

ページ範囲:P.1162 - P.1162

文献概要

 腎盂癌の5年生存率は大変低く,30〜50%と言われている。Latham(1974)の文献的統計によつても51%であつた。著者らの腎盂癌死亡例の剖検結果によると,その43%に摘出腎床に癌の再発を認めている。
 そこで著者らは腎細胞癌の場合と同様に腎盂癌に対しても,従来広く行なわれている腎・尿管の単純全摘出術ではなく,経腹膜的に腎動静脈を結紮後に腎脂肪被膜を含めた腎・尿管全摘出と患側の副腎摘出,そして後腹膜腔のリンパ節清掃術を施行して,その予後に対する結果を検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら