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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻3号

1979年03月発行

手術手技

膀胱全摘時の直腸損傷に対する緊急処置

著者: 白岩康夫1

所属機関: 1福島県立医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.229 - P.233

文献概要

はじめに
 最近の膀胱癌に対する外科的療法は経尿道的切除術と膀胱全摘除術が増加し,膀胱部分摘除術が減少する傾向にあると言えよう。つまりいわゆるlow grade,low stageのものは経尿道的に治療できるし,浸潤度の高いものに対しては従来よりも適応が拡大されて全摘除術を行なう場合が増えているように思えるからである。そこで膀胱全摘除術を行なうにあたり,術中に遭遇するであろう直腸損傷についてどのように対処し,どのような点に注意すべきかを述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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