文献詳細
交見室
文献概要
日台英雄先生らの「血管カテーテル法による副甲状腺機能亢進症診断の試み」(臨泌,33巻1号)を興味深く読ませていただいた。
私自身には本法の経験はまつたくないが,われわれの教室で,過去に一度頸部試験手術を行ない,腺腫を発見できなかつたものの,ひき続く高カルシウム血症から,必ず腺腫が存在するとの信念をもつて,カテーテル法により採血したサンプルよりPTHを測定し,部位診断に成功した1例の経験を報告している(保坂,北村,上野,新島:第383回東京地方会)。
私自身には本法の経験はまつたくないが,われわれの教室で,過去に一度頸部試験手術を行ない,腺腫を発見できなかつたものの,ひき続く高カルシウム血症から,必ず腺腫が存在するとの信念をもつて,カテーテル法により採血したサンプルよりPTHを測定し,部位診断に成功した1例の経験を報告している(保坂,北村,上野,新島:第383回東京地方会)。
掲載誌情報