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症例
尿道下裂の認められたXXYY性染色体異常の1例
著者: 石川清1 三浦邦夫1
所属機関: 1秋田大学医学部泌尿器科学教室
ページ範囲:P.403 - P.405
文献購入ページに移動1960年来の染色体分析の進歩,なかでも分染法の開発1)は,泌尿器科領域においてもKlincfelter症候群やTurner症候群などの性染色体異常の診断に大きな貢献をするようになつた。
Klinefelter症候群を呈する性染色体異常にはX染色体の過剰型であるXXY,XXXY,XXXXYの報告があり,Y染色体の過剰型としてはXYY,XXYY,XXXYYなどが,さらには様々なモザイク例の報告がある2)。
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