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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻5号

1979年05月発行

原著

泌尿器科領域における中国式耳介穴探索法

著者: 石井泰憲1 宮村隆三1 田中亮2 樋口照男2

所属機関: 1埼玉中央病院泌尿器科 2東芝中央病院泌尿器科

ページ範囲:P.459 - P.462

文献概要

緒言
 耳介穴はフランスのP.Nogier1)により1953年に発見された。その後,この臨床応用は中国にて普及し発展している2,3)。耳介部に存在する耳介穴は,疾患の診断,治療ならびに針麻酔に利用されている。その耳介穴は中国科学院動物研究所の報告3)によると皮膚の電気抵抗が低下した部分であると述べられているので,われわれは泌尿器科疾患を有する患者について耳介部の皮膚電気抵抗を測定した。そして皮膚の電気抵抗が最も減弱した部分つまり反応良導点の探索を行ない,その反応良導点と臨床診断との関連性について検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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