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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻5号

1979年05月発行

文献概要

症例

膀胱腫瘍に対する超選択的膀胱動脈塞栓術の経験

著者: 内田豊昭1 足立功一1 鮫島正継1 小柴健1 小林剛2

所属機関: 1北里大学医学部泌尿器科学教室 2北里大学医学部放射線科学教室

ページ範囲:P.485 - P.489

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 最近血管カテーテル法の進歩は著しく1,2),Transcatheter Therapeutic Arterial Embolization(以下TTAE)が各種疾患に対して行なわれるようになつた。泌尿器科領域では,腎癌,腎動静脈瘻などに対して数多く行なわれている3〜7)
 膀胱腫瘍に対しても,最近では超選択的に上もしくは下膀胱動脈を造影することが行なわれるようになり,それによつて診断面にとどまらず選択的に抗癌剤や塞栓物質を支配動脈に注入して止血のみならず腫瘍の縮小を図るという治療面への応用が可能となつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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