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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻8号

1979年08月発行

綜説

ホルモン・レセプター—基礎と臨床

著者: 井村裕夫1

所属機関: 1京都大学医学部第2内科学教室

ページ範囲:P.731 - P.741

文献概要

はじめに
 ホルモンがその標的細胞において作用する場合,まずレセプターに結合することは今日多くの事実によつて認められている。もちろんレセプターを介さないホルモンの作用機構も存在する可能性は指摘されているが,ホルモン作用の少なくとも大部分は,ホルモンとレセプターの結合を最初のステップとした一連の化学反応により発揮されることは疑いのないところである。
 本稿ではホルモンレセプターに関する基礎的な事項についてまず簡単に触れ,ついで臨床の立場から見たホルモン・レセプターの二,三の問題について述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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