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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科33巻8号

1979年08月発行

手術手技 外来小手術のコツ

副睾丸摘除術

著者: 進藤和彦1

所属機関: 1長崎大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.749 - P.751

文献概要

 副睾丸摘除術(epididymectomy)の適応となる疾患は以前は大部分が副睾丸結核であつたが,男子性器結核の急激な減少により,最近では副睾丸結核によるものが減少し,軽度の急性増悪を繰り返す非特異的慢性副睾丸炎に対する適応が増加している。それに時には副睾丸内に限局した膿瘍に対しても行なわれる。しかし,以前に比べて適応となる疾患の減少に伴つて手術例数も少なくなつているが,なお泌尿器科医にとつてしばしば経験する手術の一つであり,その手術手技も確立されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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