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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻1号

1980年01月発行

文献概要

綜説

精液の生化学

著者: 吉田英機1 今村一男1

所属機関: 1昭和大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.7 - P.16

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はじめに
 精液の分析は,精子の状態を知るのみならず,副性器の分泌能の情報源としても重要なものである。
 精液は精子と精漿とから成るが,精漿は各副性器や分泌腺からの分泌物の混合したものであり,その30%は前立腺から分泌され,約60%は精嚢からのものであり,残り5%ないし10%は副睾丸や精管膨大部,尿道球腺および尿道腺からの分泌液である1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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