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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻10号

1980年10月発行

文献概要

症例

盲管不完全重複尿管の1例

著者: 池本庸1 大石幸彦1 木戸晃1 柳沢宗利1 田代和也1 山崎春城1 東陽一郎1 町田豊平1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.985 - P.988

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緒言
 重複尿管は,上部尿路奇形の中でも発生頻度の高い奇形の一つであるが,そのうち,一方の尿管が盲端として終わる盲管重複尿管は,極めて稀なものである。また,本症は尿管憩室とその異同が問題となり,臨床的に論議の多い疾患である。
 最近,われわれは本症の1例を経験したので報告するとともに,本邦症例を集計し,臨床統計的考察を加えた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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