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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻11号

1980年11月発行

綜説

日本における腎移植の現況

著者: 真下節夫1 小柴健1

所属機関: 1北里大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.1031 - P.1041

文献概要

はじめに
 慢性腎不全の治療法として,腎移植と人工透析はいずれが欠けてもならないものである。すなわち,人工透析の発達がなくしては現在の腎移植の安全性は得られなかつたであろうし,現在のところ腎移植が人工透析から離脱する唯一の方法なのである。
 わが国における人工透析は全世界でも最も広く普及しているが,腎移植については,その症例数の上で,特に死体腎移植が,先進国のなかでも遅れをとつているといわざるを得ない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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