文献詳細
原著
文献概要
はじめに
血尿は尿中に血液が混入したものであるということは周知の事項であるが,尿:血液の比率がどの程度の場合に肉眼的血尿として認められるものであるか,また血尿の程度と色調,鏡検所見,潜血反応などとの関係についての詳細な報告は少ないのでこれらの事項について二,三の実験的検討を試み若干の知見を得た。
さらに当院泌尿器科を受診した患者1,609例のうちで肉眼的血尿を主訴としたものについて臨床統計を行なつたので併せて報告する。
血尿は尿中に血液が混入したものであるということは周知の事項であるが,尿:血液の比率がどの程度の場合に肉眼的血尿として認められるものであるか,また血尿の程度と色調,鏡検所見,潜血反応などとの関係についての詳細な報告は少ないのでこれらの事項について二,三の実験的検討を試み若干の知見を得た。
さらに当院泌尿器科を受診した患者1,609例のうちで肉眼的血尿を主訴としたものについて臨床統計を行なつたので併せて報告する。
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