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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻12号

1980年12月発行

症例

原発性副甲状腺機能亢進症の1例

著者: 星合治1 永田幹男1 藤岡知昭1 岡本重禮1

所属機関: 1聖路加国際病院泌尿器科

ページ範囲:P.1177 - P.1180

文献概要

 原発性副甲状腺機能亢進症は,比較的まれな疾患とされており,本邦では園田ら1)が自験例53例をまとめて発表して以来多数例の報告は少ない。聖路加国際病院においては,岡本ら2)が症例報告をしているが,今回の症例と併せて3例である。この理由としては原発性副甲状腺機能亢進症の診断ならびに局在性診断が困難な点をあげることができる。今回われわれはCTスキャン,選択的甲状腺動脈撮影,選択的甲状腺静脈採血などにより術前部位診断の得られた症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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