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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻2号

1980年02月発行

原著

前立腺癌,stage B2およびCにおける骨盤内リンパ節廓清の意義

著者: 藤岡知昭1 岡本重禮1 永田幹男1 星合治1

所属機関: 1聖路加国際病院泌尿器科

ページ範囲:P.145 - P.150

文献概要

緒言
 前立腺癌の骨盤内リンパ節廓清の目的は,第1に術前診断の確認,第2にリンパ節廓清そのものの治療効果にあるが,第2点に関してはいまだ結論を得ていない。
 近年著者らは,限局性前立腺癌と診断された6症例に骨盤内リンパ節廓清を試み,5例にリンパ節廓清術を,残りの1例に総腸骨リンパ節生検を施行した。この手術経験のうち診断手段としての本手術の成績,つまり著者らの術前臨床診断が真に当を得ていたかという点と,手術手技および術後管理に関して若干の文献的考察とともに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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