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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻3号

1980年03月発行

交見室

前立腺性酸フォスファターゼの従来法とCIEPとの比較,他

著者: 三木誠1

所属機関: 1慈恵医大泌尿器科

ページ範囲:P.288 - P.289

文献概要

 本誌34巻1号の丸岡先生の論文「前立腺性酸フォスファターゼの従来法と免疫電気向流法(CIEP)との比較」を興味深く読ませていただきました。
 CIEPを含め最近は免疫学的方法によるPAPの測定がきわめて盛んであり成績もよいようです。先生の成績でも未治療前立腺癌のみについてみると,stage Cで2例中1例,stage Dで4例中3例と陽性率が高く,従来の方法より良い成績であつたと報告され,本法がPAPに対する特異抗体を製作し,これと抗原である患者血清との間で抗原抗体反応をみているためとされています。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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