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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻4号

1980年04月発行

原著

慢性透析における1-αVitamin D3の効果について

著者: 三橋慎一1 日景高志1 熊谷章1 平岡真1 須原茂2 小川俊夫2

所属機関: 1東京厚生年金病院泌尿器科 2東京厚生年金病院人工透析室

ページ範囲:P.365 - P.371

文献概要

緒言
 血液透析の一般化に伴い,慢性腎不全症例のCa代謝異常が大きく注目を集めるようになつた。そしてこれと共にイオン化Ca(以下Ca++と略)や,副甲状腺ホルモン(以下PTHと略)の臨床レベルでの測定も可能となり,後者ではN末端,C末端の分離測定も行なわれるようになつた。またVitamin D3(以下D3と略)の各種誘導体も測定し得るに及び,この面の知識も急速に豊富になつて来た。その上,治療的にもD3の誘導体の投与が可能となつた。今回われわれもD3誘導体の一つである1-α Hydroxycholecalciferol(以下1-αD3と略)の投与を行ない,二,三の知見を得たのでその結果を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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