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綜説
新しい放射線治療
著者: 恒元博1
所属機関: 1放射線医学総合研究所臨床研究部
ページ範囲:P.507 - P.517
文献購入ページに移動放射線治療成績は高エネルギーX線,γ線の導入によつて著しく進歩したが,それには治療技術の改善などに代表されるように,放射線物理学の寄与が非常に大きかつた。しかし,放射線治療をさらに進歩させ,今後の癌罹患数の増加と内容の変化に対応するためには放射線生物学をはじめあらゆる癌治療に関係する分野との協力を密にすることが必要である。
現在,放射線治療が当面し,解決を迫られている課題を中心に放射線治療の現況と将来について検討する。
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