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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻6号

1980年06月発行

手術手技 外来小手術のコツ

膀胱瘻の造設術

著者: 大沼徹太郎1

所属機関: 1東北大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.521 - P.524

文献概要

はじめに
 膀胱尿の導尿法としては,経尿道カテーテル法,膀胱穿刺法,および膀胱瘻の3つの方法があるが,膀胱瘻は経尿道カテーテル法に比べて膀胱刺激症状の少ない点,前立腺炎,尿道炎の合併がない点,および患者の日常生活が比較的妨げられない点で優れている。
 膀胱瘻の設置は,各種の原因による排尿困難症に対して行なわれるが,特に高度の尿道狭窄や尿道外傷でカテーテルの挿入が不可能の場合はよい適応となり,その他尿道炎や尿道周囲膿瘍を伴う症例にも行なわれる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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