icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻6号

1980年06月発行

原著

腎手術の臨床的検討—第Ⅲ報 in situ hypothermia下での腎結石手術

著者: 秋元成太1 坪井成美1 由井康雄1 中島均1 戸塚一彦1 奥村哲1 金森幸男1 大場修司1 吉田和弘1 西村泰司1 富田勝1 川井博1

所属機関: 1日本医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.555 - P.561

文献概要

はじめに
 腎結石に対する腎保存手術の意義についてはあらためてのべる必要はないであろう。
 腎盂切石術が可能であれば,腎機能に与える影響がもつともすくない点からみても好ましい手術であるが,すべての結石症例に適応があるとはかぎらない。その点で,現在まで腎切石術や腎部分切除術が行なわれてきているのが実状であり,その際には多くの症例で腎茎部遮断による血流停止が要求され,出血減少と視野確保という利点はあるものの腎実質に与える影響を常に考慮に入れる必要がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら