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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻6号

1980年06月発行

症例

Mayer-Rokitansky-Küster-Hauser症候群を合併した下大静脈後尿管の1例

著者: 兼田達夫1 網野勇1 土門洋哉2 小柴隆蔵3

所属機関: 1札幌厚生病院泌尿器科 2札幌厚生病院産婦人科 3札幌市立札幌病院放射線科

ページ範囲:P.569 - P.572

文献概要

緒言
 下大静脈後尿管はpostcardinal veinが残存し下大静脈になることに起因する血管系の発生奇形である。結果として水腎症を呈するなど泌尿器科疾患となり,1979年12月末現在本邦報告例は182例におよんでいる。われわれはMayer-Rokitansky‐Küster-Hauser症候群を伴つた例にComputedTomography(以下CTと略す)を施行し本症と確定診断できたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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