文献詳細
症例
CTが診断に有用であつた尿管腫瘍の1例
著者: 平川真治1 足立望太郎1 濱本隆一1 西本和彦1 後藤甫1
所属機関: 1鳥取大学医学部泌尿器科学教室
ページ範囲:P.673 - P.676
文献概要
原発性尿管腫瘍は近年報告例が増加してはいるが,比較的まれな疾患である。診断は通常臨床症状,膀胱鏡検査,尿細胞診,尿路X線検査などによりなされている。しかし,症例によつては診断の困難なこともある。われわれは最近,尿管腫瘍を疑つてCTを施行し,診断し得た1例を経験したので報告する。
掲載誌情報