文献詳細
原著
尿道狭窄に対する尿流量測定の意義
著者: 水尾敏之1 牛山武久1 武田裕寿1 平賀聖悟2
所属機関: 1東京労災病院泌尿器科 2東京医科歯科大学泌尿器科学教室
ページ範囲:P.755 - P.759
文献概要
尿道狭窄の外科的療法が成功したかどうかの判定,あるいは不幸にして狭窄が再発した場合にどの時期に苦痛の多い尿道拡張術を行なうかについては判断に迷うことが多い。
われわれは14例の尿道狭窄患者に尿流量測定(Uroflowmetry以下UFMと略す)を行ない,予後判定や尿道拡張術を行なう時期の決定にUFMが非常に有効な方法であるという結論を得たので報告する。
掲載誌情報