icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科34巻8号

1980年08月発行

文献概要

交見室

誰のための英語か,他

著者: 寺島和光1

所属機関: 1神奈川県立こども医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.802 - P.804

文献購入ページに移動
 学会で発表される時に使用される英語について以前から感じていることを述べたい。
 演題発表(口演)はほとんどの場合スライドを映写しながら演者がしやべる,という形式である、しやべるのはもちろん日本語であるが,スライドの文字は日本語とは限らず,英語(稀にはドイツ語)も使われる。両者が混つていることも多い。たとえば第68回日本泌尿器科学会総会(神戸市)では英語ばかりで書かれたスライドの方がそれ以外のものよりも多いという印象をうけた,スライドに英語を使う習慣は以前からあつたが,最近はその傾向が強いように思える。日本の学会なのになぜ英語を使うのだろうか。それには次のような理由が考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら