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睾丸の両側性germinal tumorについて
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ページ範囲:P.842 - P.842
文献購入ページに移動著者らは,1952年より1976年までの間に760例の睾丸腫瘍を治療して,21例に両側に腫瘍の発生を認めており,この21症例について種々の検索を行なつた結果について報告している.著者らの睾丸腫瘍の組織分類はseminoma, malignant teratoma in-termediate(MTI),malignant te-ratoma undifferentiated (MTU)の三つとし,stageはⅠ〜Ⅳとしている。治療としては,stage Ⅰ,Ⅱでは除睾術と後腹膜放射線照射とし,進行性のstage Ⅱ,Ⅲでは抗癌剤,放射線,外科的治療をそれぞれ症例に応じて施行し,stage Ⅳの肺転移では全肺野照射も行なつた。
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