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症例
超選択的膀胱動脈造影が診断に有用であつた尿膜管腫瘍の1例
著者: 石川博通1 秦野直1 田崎寛1 成松芳明2 平松京一2
所属機関: 1慶応義塾大学医学部泌尿器科学教室 2慶応義塾大学医学部放射線診断部
ページ範囲:P.895 - P.898
文献購入ページに移動尿膜管腫瘍は本邦ですでに150例の報告があり,もはやまれな疾患とは言い難い。しかし,早期診断が困難なため,根治手術の適応にならない症例が多い。著者らは膀胱鏡検査にて尿膜管腫瘍を疑い,超選択的膀胱動脈造影により術前に診断を確定し根治手術を行ない順調に経過している症例を経験したので報告する。
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