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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻10号

1981年10月発行

対談

臨床に役立つ泌尿器の解剖学とは何か(1)—主に「腎とその周辺」をめぐつて

著者: 星野一正1 吉田修2

所属機関: 1京都大学医学部解剖学教室 2京都大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.969 - P.975

文献概要

 吉田 William Osler先生が「医学書を読まないで患者を診療するのは,海図なしで航行するようなものである……」ということをいつておられますが,これは手術についてもあてはまることで,乏しいあるいは不正確な解剖学の知識で手術をするのは,まさに海図なしに海にでてゆくようなもので,どこへ到着するか分かつたものでない,座礁だつてしかねない。
 ではどのような心掛けでおればよいかといいますと,一つには自分のもつている解剖学の知識をbrush upすることが大切だと思います。座右に解剖書をおいて,知識がホコリをかぶらないように常にbrush upすることを心掛けていなければならないと思つております。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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