文献詳細
原著
文献概要
緒言
従来,尿路性器結核は泌尿器科においてもつとも頻度の高い疾患の一つであつたが,最近は化学療法の発達や生活水準の向上などで発生頻度が減少し,予後も向上したといわれている。しかし,いまだに新鮮例も多く,また臨床像も複雑化しているなどの点から決して軽くみることのできない疾患である。今回,当院泌尿器科における過去11年間の尿路性器結核についての臨床統計をまとめたのでここに報告する。
従来,尿路性器結核は泌尿器科においてもつとも頻度の高い疾患の一つであつたが,最近は化学療法の発達や生活水準の向上などで発生頻度が減少し,予後も向上したといわれている。しかし,いまだに新鮮例も多く,また臨床像も複雑化しているなどの点から決して軽くみることのできない疾患である。今回,当院泌尿器科における過去11年間の尿路性器結核についての臨床統計をまとめたのでここに報告する。
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