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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻11号

1981年11月発行

原著

腎外傷200例の臨床的観察

著者: 大原憲12 青木清一13

所属機関: 1済生会神奈川県病院泌尿器科 2現:大原泌尿器科 3現:日野市立総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.1061 - P.1065

文献概要

緒言
 腎臓は後面は腸腰筋などの筋肉群に,また前面は腹腔内臓器により保護され,後腹膜腔に存するが,腎外傷は腹部外傷のうちでも比較的多いとされている1)。そして,交通事情が激しく,また複雑化してきている現代社会では,交通事故,労災事故などの不慮の事故が多くなつてきており,泌尿器科領域でも外傷学は重要な一分野である。そこで,われわれは過去の経験に基づき,救急医学の一助とするべく,最近までの200例の腎外傷について臨床的観察を行なつたので,ここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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