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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻12号

1981年12月発行

見聞記

ラットの腎移植—アメリカでの経験(6)

著者: 藤田公生1

所属機関: 1浜松医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.1209 - P.1211

文献概要

はじめに
 アメリカでラットの腎移植をやつている日本人は多い。日本人の手先の器用さと勤勉さの伝統はいまだに生きている。UCLAでは弘前大学の鈴木先生が,ラットの腎移植の実験をやるのだと張りきつていたし,そのために薬理学教室をのぞきにいつたが,紹介された相手は日本人の女医さんだつたということである。ミネソタ大学へ行つたときは,ほぼ3年間ラットやマウスで心,膵,腎の移植をやつていた名古屋の川原先生に会つた。彼は間もなく日本に帰国するところだといつていた。他にもラットの移植をやつていた日本人の話しをいろいろ聞いた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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