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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻2号

1981年02月発行

症例

後腹膜線維化症の1例

著者: 家田和夫1 石川博通1 早川正道1 木下英親1 田崎寛1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.169 - P.173

文献概要

緒言
 特発性後腹膜線維化症は,1905年Albarranにより初めて報告されたが,その後Ormord1)が,後腹膜の非特異性炎症による両側尿管の閉塞例の詳細な記載を行なつて以来,注目を集めるようになつた。以来欧米での報告は数多く見られているが,本邦ではなお比較的まれな疾患とされている。最近われわれは,無尿を来して緊急入院した特発性後腹膜線維化症の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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