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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻3号

1981年03月発行

症例

腎血管性高血圧症に対するpercutaneous transluminal angioplasty

著者: 佐伯英明1 森田隆1 和田郁生1

所属機関: 1秋田大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.261 - P.264

文献概要

緒言
 最近,腎血管性高血圧症に対する非観血的治療法としてballoon catheterによるpercutaneous transluminal angioplastyが注目をあつめている。この方法はGrüntzig1)によつて始められ,腎動脈撮影を行ないながらcatheterの先端に装置されたballoonにより腎動脈の狭窄部を拡張する方法であり,侵襲が少なく,しかも反復して行なえるという特徴を持つている。
 われわれは本法を線維筋性過形成によると思われる腎血管性高血圧症に施行し,狭窄部が拡張して血圧の下降と腎機能の改善を認めたので,若干の文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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