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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻3号

1981年03月発行

文献概要

症例

膀胱憩室に対する憩室口拡張術の1例

著者: 並木徳重郎1

所属機関: 1千葉労災病院泌尿器科

ページ範囲:P.281 - P.284

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緒言
 膀胱憩室に対する手術法としては,専らその摘除術が胱胱内または外式に,あるいは両者の混合による方法によつて行なわれることが多く,憩室粘膜剥離術がこれにつぐと思われる。われわれは最近,血尿,混濁尿および2回排尿を主訴として来院した23歳,男性の先天性と思われる憩室例に対して,経膀胱的にその憩室口の拡張のみを行ない,術後6ヵ月以上経過した現在,尿所見,排尿効率その他の臨床症状に異常をみとめていないので,その経過について報告したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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